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家族それぞれが花と野菜を栽培し、互いに切磋琢磨

2019.08.09JAぎふ

家族それぞれが花と野菜を栽培し、互いに切磋琢磨

岐阜市で花を生産する教子さん(母)と理佐さん(長女)、野菜の露地栽培を行う麻衣さん(次女)。國井家では、母と娘3人が切磋琢磨!女性ならではの視点で、女性が輝く場づくりをめざし、第一線で活躍中です。

 

花と野菜、2つの作物に取り組むきっかけはなんですか?

教子さん:夫が手掛けてきた鉢花生産を行う「クニイ園芸」それを引き継いで、カランコエを中心に出荷してきました。それを長女の理佐が手伝っています。
麻衣さん:祖父は露地野菜の栽培をしていました。國井家の農業は祖父と父、野菜と花の二本立てであり、それを絶やしてしまうのはさみしいと思い、私がそれを引き継ぐこととなりました。
理佐さん:今は、野菜と花のどちらがメインということではなく、それぞれが独立して、それぞれの農業を楽しんでます。



栽培でこだわっているところはなんですか?


教子さん:2018年の猛暑でカランコエは大きな被害を受けてしまい、2019年はそれを復活させるように努力しています。人の心を癒してくれる、どの家にもひと鉢あるような存在の花を育てられたらと思っています。
理佐さん:まだまだ勉強中ですが、皆さんに楽しんでいただける花を生産したいです。カランコエは長く楽しめる花なので、その魅力も発信したいと考えています。
麻衣さん:エダマメ、ホウレンソウ、カブ、ブロッコリーなどさまざまな野菜を生産しています。それぞれに特徴があり、そのおいしさを最大限に引き出せるような栽培に心掛けています。
 

経営の分担はどうされていますか?


麻衣さん:花と野菜、ハウスと露地、周年栽培と季節栽培。これを3人が同じように動いてしまうと、どれも中途半端になってしまいそうなので、分担をはっきりさせています。
理佐さん:それぞれめざすところは違います。作業内容や知識、経験も違います。お互いに手伝うことはあっても、メインとなる人を尊重するようにしています。
教子さん:頼れる娘たちが一緒に仕事をしてくれることで心強くもあり、将来も楽しみです。3人が、それぞれの思いを形にできる農業をしていけたらいいと思います。


 

今後の展望を教えてください!


理佐さん:女性が輝く場として農業の魅力をもっと発信し、活躍の幅を広げられたらと思います。これまで、できなかったことにも挑戦していきたいです。
麻衣さん:栽培技術はもちろん、ネットワークづくりなどにも取り組み、可能性を拡げていきたいです。将来の方向性を見定め、自分のやり方が確立した農家をめざしたいと思います。
教子さん:これまで私自身を支えてくれた娘たちが、今度は仕事のパートナーとして同じ夢に向かい進んでいます。大変心強く、今後が楽しみです。

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