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甘さと酸味の黄金比~地産地消へのこだわり~

2019.07.12JAいび川

甘さと酸味の黄金比~地産地消へのこだわり~

池田町で2011年に就農し、トマトを栽培している野網瞬さん。
約17アールのハウスで、甘味やコクが凝縮された濃厚な味わいを楽しめるりんか409」、大玉で肉質がしっかりしており黄色い実が特徴的な桃太郎ゴールド」をメインに3品種を栽培しています。

収穫期間は10月から7月末までの約10か月間と長期間に渡り、ほぼ全量をJAいび川の直売所に出荷しています。
野網さんは、土を入れて育てる土耕栽培とポットと呼ばれる容器を使い、地面から離してトマトを生産するポット耕栽培を行っています。「地元で採れたトマトを地元の方々に食べていただきたい」と想いを話します。
野網さんは、おいしいトマトを消費者に届けたいと味に強いこだわりを持っています。トマトは水の量を少なくしてストレスを与えることで甘味が増しますが、ただ甘くするのではなく、トマトらしい酸味も味わえるように、徹底して水分を管理することで絶妙な味のバランスを生み出しています。また、直射日光が当たると実が割れてしまうため、葉が陰になるように誘引の仕方を工夫しています。

6月から7月にかけて出荷がピークを迎えますが、この時期のハウス内での作業は体力的にとても大変ですね」と野網さんは苦労を話します。40度を超える密閉空間の中で大粒の汗を流しながらトマトが傷付かないよう丁寧に1つずつ手作業で収穫していきます。
「今後は、ハウスを増設し、揖斐郡内ではあまり出回っていない「桃太郎ゴールド」を中心に出荷量を増やしていきたいです」と目標を掲げます。「とにかくこだわりを持って作っています。今が旬のおいしいトマトをたくさん出荷しているので、直売所で見かけた際はぜひ手に取っていただきたいです」と野網さんからメッセージをいただきました。

野網さんの栽培したトマトは、JAいび川の各直売所で購入できます!

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