JAにしみの管内で、海津甘長部会が栽培する「甘長ピーマン」の出荷が本格化しています。今年産は、春先の昼夜の寒暖差が大きかったことが影響し出荷量は平年より少ないですが、品質は良好です。10月上旬までに岐阜、名古屋、大阪市場へ20,000ケース(１ケース＝30袋)の出荷を目指しています。
「甘長ピーマン」は長さ15センチ、太さ1.5センチと細長く、普通のピーマンに比べて辛味が少ないのが特徴です。同部会では生産者56人が、露地とハウス合わせて3ヘクタールで栽培しています。
同部会の渡邊忠正部会長は「皮が柔らかく上々の仕上がり。これからは寒冷紗による被覆で暑さ対策を徹底し、安定した出荷を心がけたい」と意気込みを話しました。