本巣市の生産者を中心に組織する、糸貫トマト振興会は5月上旬、JAぎふ糸貫出荷場に約840㌜(1㌜4㌔)を出荷しました。最盛期は5月下旬まで1日約1500㌜を出荷し、7月上旬まで続く予定です。

振興会は他産地との差別化や会員の意識向上のため、日本版農業生産工程管理(JGAP)取得に取り組んでいます。厳しい栽培管理の下、安全・安心で高品質なトマト｢かれん｣｢りんか409｣などを栽培しています。3月中旬ごろから気温が高く推移したことと生産者の努力が重なり、今シーズンは前年よりも多くの出荷量を見込んでいます。

同振興会の大熊昭哲会長は｢鮮度抜群なまま消費者の元に届くよう、朝取り出荷をしています。糖度や酸味のバランスが取れたおいしいトマトをぜひ手にとってもらいたい｣と笑顔で話しました。