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海津市の冬春キュウリ 新品種手応え

2021.10.15JAにしみの

海津市の冬春キュウリ 新品種手応え

岐阜県内最大の冬春キュウリの産地である海津市で、キュウリの出荷が本格化しています。本年産は海津胡瓜(きゅうり)部会の部会員33人が約8ヘクタールのハウスで栽培。2020年から本格導入した新品種「まりん」が作業の省力化に成果を挙げるなど好調です。

新品種の「まりん」は、うどんこ病、褐斑病、べと病などに強い耐性を持ち、防除作業が少なくなるなど、作業の省力化や効率化につながっていると部会員からの評判も良く、今年は部会員の約7割が導入しました。

本年産は天候に恵まれたことで、生育は順調で品質は良好。出荷は平年並みの9月上旬から始まりました。来年6月下旬までに、岐阜や四日市市場へ40万ケース(1ケース5キロ)の出荷を目指しています。

同部会の田中圭崇技術長は、38アールのハウスで栽培。「まりん」について「耐病性が高く品質面でも秀品率の割合がとても高く栽培もしやすい。食味も良く皮も柔らかくみずみずしい」と手ごたえを感じています。

JAにしみの海津集出荷センターの今川敏治さんは「新品種の出来はとても良い。出荷はまだまだ続くので県内最大の産地として、高品質、安定出荷を心がけ、高単価での販売に結び付けたい」と意気込んでいます。

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