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柿「西村早生」初共選

2021.09.07JAいび川

柿「西村早生」初共選

岐阜県有数の柿産地である大野町で9月6日、岐阜県内トップを切って柿「西村早生」の初共選がJAいび川大野果実共選場で始まりました。集荷した約5トンの柿を、大野町かき振興会員やパート従業員など、関係者約100人が、色の付き具合や形、傷など全14項目に沿って選別した後、精密カメラでさらに細かく識別し、等級ごとに梱包して関東方面に出荷しました。

「西村早生」は種が多いと甘く、少ないと渋みが残るという不完全甘柿。固めの果肉にゴマのような黒い斑点があり、さっぱりとした甘さが特徴。甘柿としては最も早く収穫を迎えます。今年は開花が平年よりも10日早く、肥大は平年並みに推移しました。着果量は144トンを見込んでいます。

関係者の検温や消毒、マスク・手袋の着用、飛沫感染防止用のビニールシートを設置するなど、共選場内の新型コロナ対策を徹底しました。同会の加納智会長は「西村早生の出来が今後の柿の販売にも影響する。多くの人に食べていただき秋の到来を感じてほしい」と話しました。

同会は会員375人が約127ヘクタールで「西村早生」「早秋」「太秋」「富有」、袋掛け「富有」を中心に栽培。12月上旬まで順次出荷し、約1650トンを見込んでいます。

 

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