お知らせ

トマト農家として経営を軌道に乗せて皆と一緒に地域を盛り上げたい

2021.06.17JAひがしみの

トマト農家として経営を軌道に乗せて皆と一緒に地域を盛り上げたい

中津川市の笠井俊一さん、知世さん夫婦は、東京からIターンで加子母地区に移住し、「夏秋トマト研修制度」で2年間の研修を経て、2021年からトマト農家として独立しました。
俊一さんは以前は国際協力NGOに勤務し、東日本大震災の被災地支援活動に、知世さんは環境教育NPOで持続可能な社会作りに向けたイベント企画などの仕事をしていました。仕事が忙しくて夫婦すれ違いの生活が続いたことが地方移住を考えたきっかけでした。東京で「ふるさと回帰支援センター」を訪れたとき、たまたま話を聴いたのが岐阜県のブースで「岐阜県にはトマト栽培の研修所がいくつもありますよ」と紹介を受け、県内を見て回りました。
「加子母には、他にも移住してトマト農家として活躍している方がいて、自分たちの将来の姿を1年後、5年後、10年後…と段階的にイメージすることが出来たのが心強かったね」と俊一さん。知世さんは「加子母地区は、緑豊かな自然と町の中にトマトハウスが溶け込んだ景色がきれい」と話します。

 
農業は全く未経験の2人でしたが、研修中は7棟のハウスで1,800本のトマトを育てました。「加子母トマト生産組合のいろんな人が教えてくれます。冬の間に13棟のハウスを建てるのは大変だったけど、骨組みを建てる時は組合や中津川市、JAひがしみのからも手伝いに来てくれて、皆さんに応援していただいていることを実感しました」と話す2人。2021年現在、2人が育てるのは3,700本のトマト。「まずは経営を安定させて、トマト栽培を通じて地域を一緒に盛り上げていきたい」と話し、夫婦力を合わせて働いています。

【夏秋トマト研修制度研修生募集中!】
東美濃夏秋トマト生産協議会とJAひがしみのでは、トマトで新規就農を目指す人を対象に最長2年までの研修制度を設けています。
研修農場で実際にトマトを栽培しながら、知識、技術、経営について学び、地域での生活体験を積みながら就農を目指します。この制度は2017年から始まり、これまでに10組12人が就農しています。
▼詳しくはこちらから
https://ja-higashimino.or.jp/tokusan/eino/

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、この記事をシェアしてください。

お知らせ一覧へ