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飛騨牛の美味しさを求めて

2020.06.22JAひがしみの

飛騨牛の美味しさを求めて

中津川市で110頭の肉牛を肥育する森本茂樹さん。2019年までは若手の生産者の代表として岐阜県肉用牛協会の青年部会長も務め、担い手育成にも一役買っています。

■就農のきっかけ
以前は、JA職員として畜産課に所属しており、仕事を通して多くの飛騨牛生産者と携わってきました。現場で頑張っている生産者の姿を見たり、話を聞いたりするうちに徐々に〝飛騨牛〟の魅力を肌で感じ、「飛騨牛を育てる」ことを決心しました。
JAを早期退職し、肥育農家としてスタートしました。ゼロからの出発であったため、失敗の連続で、そんな時は、JAや同じ生産者の先輩や仲間に相談することで、経営を軌道に乗せてきました。2018年には株式会社「森本」を立ち上げ、父と力を合わせて頑張っています。

■美味しさの秘訣
肥育牛は一頭一頭愛情たっぷりに育てています。美味しさの秘訣は柔らかく適度な脂を付けること。そのため粗飼料(ワラや牧草)と配合飼料を適度な時間を空け、常にバランスよく与えることに心掛けています。

■新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの感染拡大が飛騨牛生産の関係者にも大きな影響を及ぼしています。海外からの観光客が激減したことで、「和牛を味わうために」とわざわざ日本を訪れるようになっていた観光客が激減し、需要がなくなってしまいました。
また、国内でも外出自粛の要請から、ホテルやレストラン、焼き肉店からの受注が減少したことにより価格が下落し、苦境に立たされています。

■メッセージ
新型コロナウイルスが早く終息することを願うばかりです。今、飛騨牛は世界的にも注目を浴びています。こんな時だからこそ、愛情込めて育てた安全・安心な和牛の本当の美味しさを知り、皆さんに食べてほしいです。

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