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安定的に出荷できるホウレンソウ農家を目指して

2020.06.02JAひだ

安定的に出荷できるホウレンソウ農家を目指して

高山市で家族やパートとともにホウレンソウを90aで栽培する森本正勝さん。高山蔬菜出荷組合ホウレンソウ部会の部長を務めており、「今年は順調なスタートを切ることができた。出荷に合わせた生育を努めていきたい」と話します。

可児市の農業大学校を卒業後、ホウレンソウ農家として就農した森本さん。「家業が代々続くホウレンソウ農家だったので、いずれ自分が継ぐものだと思っていた。同じ進路を歩む同級生もおり、今でも良きライバルとして刺激し合えている」と振り返ります。

「何をしても中途半端になることが嫌なので、やるからには徹底的に突き詰めていくようにしている。試行錯誤を重ね、同じ失敗は繰り返さない。この反復は私の目標である『安定的に出荷できる農家』に必要なことだと思う」と森本さんは話します。

そんな森本さんが特に気を付けていることは水管理です。「ホウレンソウをただ大きくするのではなく、出荷のタイミングと出荷規格を合わせることが重要。そのために、数日間の天気予報と湿度を探りながら水管理を行っている。近年、予想できない異常気象が続いているので、そこは経験と研究でカバーしたい」と語ります。



「新型コロナウイルスの流行で、この先どのような影響が出てくるか予想ができないが、私たち生産者が今できることは、ホウレンソウを出荷すること。部会員と最大限の力を発揮して、今できることを確実に行っていきたい」と意気込みます。

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