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本巣市で梨の受粉作業が行われました

2020.04.23JAぎふ

本巣市で梨の受粉作業が行われました

本巣市内の梨園では一面に純白の花が咲き誇り、本巣市梨振興会の会員による人工受粉作業が行われました。
今年の気候は暖冬の影響で、3月の気温が高く推移したことから、例年より5日ほど早い4月8日に開花しました。受粉作業が早く終わると予想していましたが、4月に気温が下がったことで、受粉作業が長期化しました。

振興会では9戸の会員が2.5ヘクタールの圃場(ほじょう)で、主に「幸水」「豊水」を栽培しています。2019年は7,500ケース(5キロ/ケース)を生産・出荷しました。2020年の集荷量は7,700ケースを見込んでいます。

4月17日には、同市の宇野満さんの梨園で「幸水」の受粉作業が行われました。振興会では、着果率を高め、形の良い梨を生産するために、人工授粉とミツバチによる自然受粉を併用しています。人工受粉に使うのは、JAぎふ真正支店に併設される受粉センターで開葯(かいやく)された専用品種「松島」などの受粉を使用することで、均一な着果が見込めます。

宇野さんは「受粉は着果安定の大事な作業の一つ。着果をしっかりさせ今後の摘蕾(てきらい)・摘果でより高品質な梨の出荷をめざす」と本格化する生産に意気込んでいます。

「幸水」は8月上旬、「豊水」は8月下旬に出荷が始まり、JAぎふのおんさい広場真正と糸貫農産物販売所への出荷を予定しています。


この記事で出てきた聞き慣れないことば「開葯」ですが、JA全農とやまさんのサイトでわかりやすく説明しています。
こちら▼も併せてご覧ください。

http://www.ty.zennoh.or.jp/blog/2019/04/post-84.html

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