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養老町で飼料用米の収穫が行われています

2019.11.28JAにしみの

養老町で飼料用米の収穫が行われています

養老町で飼料用米専用品種「北陸193号」の収穫が行われています。2019年産の飼料用米は、個人の担い手や営農組織など29経営体が、昨年より50ヘクタール多い556ヘクタールで栽培。11月下旬まで収穫は続き3,000トンの出荷を見込んでいます。

養老町は、湿田が多く、小麦や大豆を栽培しにくいため、主食用米と同様の栽培が可能な飼料用米の作付けが早くから進んでおり今年で13年目を迎えます。

今年は、7,8月の長雨や9月の日照不足が影響で、一部圃場(ほじょう)では、病気の発生がみられますが10アール当たりの収量は平年並みの見通しです。

養老町では、多収性専用品種を栽培し、2016年から「北陸193号」を導入し、飼料用米栽培面積全体の約半分まで普及しています。生産コスト削減にも取り組み、育苗箱の使用枚数と田植え時の苗の補給回数の削減ができる密播(みっぱ)栽培の導入も進んでいます。

養老町の㈱イイダ農園では、約25ヘクタールで飼料用米を栽培し、今年から密播栽培にも取り組みました。飯田雄八代表取締役は「密播栽培は手応えがあった。苗箱を減らすことができ、苗作りで省力化とコストカットできたことは大きい」と話しました。

養老町で生産された飼料用米は、JAにしみのが検査業務を行い、岐阜養鶏農業協同組合を通して県内外の養鶏農家を中心に出荷されます。

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