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関ヶ原町と垂井町で「秋ソバ」の播種作業が本格化しています

2019.08.27JAにしみの

関ヶ原町と垂井町で「秋ソバ」の播種作業が本格化しています

JAにしみの管内の関ケ原町と垂井町で、地域特産品づくりとして栽培する「秋ソバ」の播種作業が本格化しています。今シーズンは地元の営農組合などで構成する関ケ原町ソバ生産組合が前年より1ヘクタール多い16ヘクタールで栽培。収穫は10月中旬ごろを見込んでおり、10アール収量で70キロを目指します。

同組合が生産する秋ソバは、全体の約9割が地元向けに出荷されます。関ケ原町では、飲食店の「そば処幸山」や地域住民の有志らでつくる「玉倉部そばの会」が同組合から仕入れた秋ソバで手打ちそばを提供しています。垂井町でも地域住民の有志らでつくる「谷そばの会」が地元のアンテナショップ「半兵衛の里」で打ち立ての生そばや挽き立てのそば粉を販売しています。

栽培する品種は「常陸秋そば」。同組合では収量や食味の向上を目的に3年前に「信濃1号」から切り替えました。収量は10アール当たりで10キロほど向上し、品質面も大粒で、実需者からの評価も上々です。

垂井町の農事組合法人ファーム岩手は8月上旬に播種作業を行いました。同法人は「昨年は台風による倒伏や湿害で収量が大幅に落ち込んだ。今年こそは排水と病害虫対策を徹底し、高品質・高収量を目指したい」と意気込んでいます。

栽培を支援するJAにしみの不破営農経済センターでは「毎年、長雨や台風により生育が左右され、収量が安定しないのが課題。現在取り組んでいる排水対策の試験も含めた栽培技術指導で、収量を安定させていきたい」としています。
 

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