お客様の笑顔のために地元を愛し、愛され続けるお店を目指す
2022.04.15JAいび川
池田町本郷地区で地産地消の洋菓子・レストランを営む「Sun Royale(サンローヤル)」。揖斐郡の旬な農産物を使い、味だけでなく見た目でも楽しくなる料理や可愛らしいスイーツを提供しています。地域を愛し、愛されるお店づくりについて臼井理恵さん(写真左から1人目)にお話を伺いました。
■パン屋からレストランへ
先代が1958年に創業した当初は「上田製パン」として池田町上田地区に工場を構え、学校給食のパンを製造・提供していました。その後、東京で修行を積んで帰ってきた二代目のオーナーが店を継ぎ、洋菓子店を始め、1994年にレストランへと姿を変え今に至ります。地域のつながりを大切にして、農家の皆さんがつくる新鮮でおいしい農産物をJAいび川から仕入れ、どう調理したらより魅力的に感じてもらえるかを意識してメニューを考えているそうです。
■お客様の笑顔が見たい
コロナ禍でお店に来れなくても料理を楽しんでもらいたいと、テイクアウトを始め、2022年1月からキッチンカーを導入しました。「現在は週に1回キッチンカーを営業していますが、デリバリーにも対応しているので気軽にご連絡いただきたいです」と臼井さん。
また、若手スタッフが中心になって、SNSを使ったお店の宣伝にも取り組んでいます。「インターネットで口コミが広がる時代になり、若者ならではのアイデアを出してくれるので本当に助かっています。コロナ禍で思うようにいかないこともありましたが、今では新しいことに挑戦する良いきっかけになったと考えています。なによりもお客様の笑顔や『美味しかった』という言葉が私たちの大きな原動力になっています」と笑顔を見せます。
■これからも地域と共にありたい
今後は地域の交流の場としてお店を生かすため、店内で体験教室を開き、大人も子どもも一緒に楽しめる空間を提供できないかと考えているそうです。「子どもから大人になっても思い出に残るお店になれば嬉しいです。そういった思いから昔と同じ名前で提供しているメニューもあります。落ち込んでいるときも、お店にきたら最後はハッピーな気分になっていただけるよう、スタッフ一同真心こめておもてなしさせていただきますので、ぜひ足をお運びください」と話す臼井さんでした。