ほらどキウイPREMIUM 扁平果を販売
2022.03.29JAめぐみの
関市の特産キウイフルーツ「ほらどキウイ」の生産・販売拡大を目指すJAめぐみのの「ほらどキウイを未来につなごうプロジェクト」(通称ほらプロ)は、キウイの「扁平果(へんぺいか)」の販売を開始しました。希少性が高いことから「ほらどキウイPREMIUM」と名付け、3月中旬から岐阜県内のイオンなどで販売しています。
扁平果は幹の最も近くになるため「キウイの長男」とも呼ばれ、栄養を多く吸収し、果実が横に膨らみます。扁平果は、糖度が最も高いとされる白い果芯部が大きく、生産者の間では味が良いが評判になっていましたが、横に膨らんだ形が規格外品として扱われています。収穫量は全体の1%未満と少ないため、加工用や自家消費用とされていました。
扁平果のおいしさを多くの人に知ってもらい、「ほらどキウイ」のPRにつなげようと一般販売を企画。生産者に依頼し、今シーズンは約1トンを集め、販売にこぎ着けました。
価格はM4玉入りが1058円、2L2玉入りが950円でいずれも数量限定となる。イオンの岐阜県内5店舗と、愛知、三重、静岡の一部店舗で販売しています。
「ほらプロ」のリーダーで、JAめぐみの中濃営農経済センター武芸川営業所の永田秀樹所次長は「扁平果の販売は生産者の所得向上にもつながる。より多くの人に知ってもらいたい」と話しました。