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お客様と直接のやり取りを大切に

2022.03.23JAひがしみの

お客様と直接のやり取りを大切に

「いちご狩りは農業だけど接客業。僕にとってはお客さんとの直接のやり取りが仕事の中でも大切な部分だと思っています」と話すのは恵那市武並町の(有)馥郁(ふくいく)農園の後藤翔一さん。農園には桃やトマト、いちご等の品目があり、後藤さんはいちごハウス4棟(40アール)の管理を担当します。12月から5月下旬までいちご狩りで案内を務める後藤さんは、お客さんに直接感想を聞く機会が多くあると言います。ハウスに入った瞬間に赤く色付いたたくさんのいちごにお客さんが喜んでくれるように、適切な量を管理したり、ハウス内の清掃も欠かせません。

「自分の好きな道を進んでいったらいちご農家になっていました」と笑う後藤さんは可児市出身。中学生の時はバドミントンの部活動に打ち込み、高校はスポーツ推薦で加茂農林高校へ。ご両親は非農家で農業に関わりはありませんでしたが、農林高校で学ぶ中で、もともとアウトドア好きでもあった後藤さんは農業の道へ。その後、岐阜県農業大学校でいちご栽培を学び、自分で企画もしながら働ける馥郁農園に惹かれ就職しました。今では「人気のいちご狩りを安定して提供するために、人材の育成に力を入れていきたい」と話しています。
 

農園には地元をはじめ東海三県からお客さんが訪れます。リピートに繋げるにはいちごの味が勝負。「お客さんが満足して『また来年も馥郁に来よう』と思ってもらえるように」といちごハウスの管理に励みます。

馥郁農園では5月下旬までいちご狩りを行っています。甘く酸味の少ない章姫と鮮やかな紅色でいちご本来の甘酸っぱさが楽しめる紅ほっぺの2種類の食べ比べが楽しめます。農園内の産直コーナーでは、いちご以外にも季節ごとの朝採り果物・野菜の他、いちごジャムなどの農園オリジナルの加工品も人気です。

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