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吉野ジーピーファーム 日本農業賞大賞祝う記念式典

2022.03.01中央会

吉野ジーピーファーム 日本農業賞大賞祝う記念式典

JA岐阜中央会は2月27日、養豚を営む吉野ジーピーファーム(高山市)が第51回日本農業賞で最高位の大賞に選ばれたことを受け、同市のJAひだ本店で記念式典を開きました。表彰式はオンラインで実施となったため、同JAから表彰式に臨むとともに、記念式典にて県内14年ぶりとなる大賞受賞を祝いました。同社の吉野毅代表取締役、吉野聡子専務のほか、行政やJA関係者が出席しました。

同社は県内の高山市、中津川市、白川村の3地域で種豚の生産から肉豚の肥育までを一貫して手掛けています。県内トップクラスである年間約2万頭の出荷頭数を誇るほか「食味」と「安全・安心」を追求した豚肉を生産しています。

うまさを追求するため、日本国内で主流な三元豚に、脂に甘みがある梅山豚(メイシャントン)、筋繊維が細く良い肉質である黒豚をさらに掛け合わせることで五元豚を生産。それぞれの地域と協力して各農場で銘柄豚(飛騨旨豚、栗旨豚、結旨豚)を創出し、各地域の特産品として販売されるなど、地域活性化にも貢献しています。

衛生管理にも力を入れています。農場を県内3地域に設置することで感染症のリスクを地理的に分散するほか、白川農場では小動物の侵入を一切許さない豚舎を築くなど、徹底した衛生管理体制を確立。その結果、現在まで豚熱発生をゼロに抑え、全国的に例が少ない完全無薬での生産を可能にしています。

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