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水菜生産絶やさぬように

2022.02.17JAにしみの

水菜生産絶やさぬように

神戸町で水菜の出荷が順調に行われています。今年度からJAにしみの管内の生産者は北村毅さん1人となってしまいましたが、ぎふ清流GAP(農業生産工程管理)の認証を受けるなど、精力的に周年出荷を続けています。今年度は岐阜市場などに約18トンの出荷を見込んでいます。

今年は、寒さの影響で生長がゆるやかですが品質は上々。シャキシャキとしたみずみずしい水菜が出荷されています。

同町では、2002年にFG水菜部会が発足。ピーク時は26人ほどの生産者が年間265トンの水菜を出荷しており、出荷量は県内9割を誇る一大産地でした。しかし、同町で出荷量が多い小松菜に比べて、軸が細く、葉も薄いことから栽培や出荷作業に手間がかかるなどの理由で生産者は年々減少してきました。

北村さんは所有する22棟、68アールのビニールハウスの約半分の面積で水菜を栽培しています。

北村さんは「正直、水菜栽培をやめようかと思ったこともある。しかし、取引先からの要望もあり、続けることにした。水菜は一般的にカルシウムやカリウムなど栄養が豊富な野菜。今後は、より安全・安心を目指し、農業をやりたいという方が出てくるようにフットワークを軽く取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。

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