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子実トウモロコシの収穫実演会

2022.01.31JAいび川

子実トウモロコシの収穫実演会

JAいび川の子会社で農作業を請け負う(有)サポートいびが1月19日、家畜などの飼料として使用される子実用トウモロコシの収穫実演会を開きました。農家や実需者、メーカーら約80人が参加しました。輸入飼料の高騰対策として、国産飼料の産地拡大を目指しています。

子実用トウモロコシの主産地である北海道の日本メイズ生産者協会から後援を受けて開催しました。専用コンバインでトウモロコシの収穫を実演した後、池田町のJAいび川池田支店で、最新動向や産地拡大に向けた事例を共有するための勉強会を開きました。

同社はこれまでの米・麦・大豆による2年3作から、新たな輪作体系を確立するため、2021年8月から麦収穫後の水田や保全管理地で子実用トウモロコシの試験栽培を始めました。作業効率が良く、土壌改善効果も期待できます。

地域の特性上、心配された積雪による品質低下の問題もクリアし、2022年度からは国の支援策が拡充されることも後押ししました。

同社の高橋邦彦専務は「中部地区は養鶏産地として飼料需要は高い。作付け農家を増やし、機械や施設の共同利用による産地形成を目指して、関係機関と協議していきたい」と展望します。排水対策や乾燥・貯蔵設備の確保、供給先の確保などの課題解決に向けた動きも必要とみています。

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