海津市南濃町で「蔵出しみかん」の出荷が始まっています。12月に収穫した果実を室温5～7度の貯蔵庫で1カ月以上熟成させたもので、皮が柔らかくなり、酸味が和らぎ、甘さと酸味のバランスの良いまろやかなミカンに仕上がります。

同町は岐阜県唯一のミカン産地。JAにしみの南濃みかん部会100人が50ヘクタールで「青島温州」や「尾張改良温州」などを栽培しています。

同部会の川合聡さんは「今年は天候不順の影響により収穫量は若干減ったが、味は上々の出来。ぜひたくさんの人に味わってほしい」と話しています。

3月上旬までに250トンを目標に岐阜市場へ出荷します。量販店やJAにしみのファーマーズマーケットで販売しています。