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花は楽しい ずっと続けたい

2021.10.13JAひだ

花は楽しい ずっと続けたい

飛騨市古川町の岩塚桃江さん。JAひだ花卉出荷組合トルコキキョウ部会に所属し、夫と両親の4人で、花11aの他に、水稲10ha、アスパラ14aなどを栽培しています。

昔から土を触ったり、自然に触れたりすることが好きだった岩塚さんは、中学生の時から農家になるのが夢でした。農業高校、大学では農学部へ進み、野菜や花を扱う育苗センターに就職。その後、結婚を機に退職し、専業主婦をしていましたが、夫が実家の家業である農業を継ぐことを決意したため、8年前に就農し、「農家になりたい」という夢を叶えました。

トルコキキョウの栽培は、3年前に義母から引き継ぎ、6棟のハウスで約2万4千本を管理しています。トルコキキョウは5月に苗を植え、9月には出荷のピークを迎えます。暑さにも寒さにも弱く、適温の範囲が狭い花であるため、近年は気温や降水量など、気象状況が変化する中、毎年が試行錯誤と話す岩塚さん。



トルコキキョウは元々品種が多く、毎年新品種が増えています。そのため、岩塚さんは、毎回、栽培のしやすさやお客さんのニーズに合わせたものを考えて選定し、翌年はどんな品種を育てるかイメージしながら栽培しているそうです。

岩塚さんは、「トルコキキョウの栽培は、天候に左右されるため苦労もありますが、手をかけることで大きく花が咲く様子を見ていると、成果が目に見えて嬉しくなります。見た目が美しい魅力的なトルコキキョウ作りを、もっと多くの仲間と一緒にできたらいいなと思います。まだまだ勉強中ですが、さらに高品質なトルコキキョウ作りを目指していきたいです」と話します。

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