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都市近郊農業で「甘とう美人」の産地化を目指す

2021.10.05JAぎふ

都市近郊農業で「甘とう美人」の産地化を目指す

JAぎふ日野支店と北長森支店(岐阜市)、はぐり支店と岐南支店(岐南町)の4支店管内の生産者は、肉厚でほのかな甘みが特徴のトウガラシ「甘とう美人」の産地化を目指しています。2021年7月に南部蔬菜(そさい)協議会を設立。9月に出荷最盛期を迎えました。

9月には同協議会の会員9人が1日あたり120袋(1袋125グラム)を出荷。市場からは、1日200袋出荷の要望があり、手応えを感じています。

同協議会の会員は高齢者が多いため、市場や消費者が求める軽量野菜を小さい面積で栽培することにより、労働時間や労働量を抑えながら「持続可能な儲かる農業」に取り組んでいます。

この取り組みの実証により、定年帰農者に都市農業の魅力を伝えることで、定年帰農者が小さな圃場(ほじょう)で栽培。定年帰農者が増加することで、産地化に必要な圃場面積や出荷量の確保をめざしています。

同協議会の村瀬東三会長は「4支店管内で新たな産地化をめざし設立した。今後は、有機栽培に挑戦することで、さらなる付加価値をつけていきたい」と小規模農業への可能性を視野に入れています。

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