大垣市の梨「幸水」最盛期
2021.08.16JAにしみの
江戸時代から続く梨の産地大垣市で、主力品種「幸水」の出荷が続いています。本年産は、5月下旬の長雨と日照不足の影響で数量は例年より少なめですが、糖度は例年通り高く良好。「幸水」の出荷は、8月17日頃まで続く予定です。
同市は、生産量が県内第2位の産地。大垣曽根部会13戸と南若森生産組合13戸で組織する大垣市ナシ生産連絡協議会が約12ヘクタールの梨畑で栽培し、岐阜市場と地元直売所に出荷します。
大垣曽根梨部会の林政美部会長は35アールの梨畑で栽培。林部会長は「幸水は贈答としても人気の高い品種。たくさんの人に大垣市の梨を食べてもらいたい。」と話します。
17日には、同市の「奥の細道むすびの地記念館」で即売会を行います。「幸水」の出荷が終わると、その後は「豊水」「秋月」「新高」へと品種を替えながら9月末頃まで出荷は続きます。本年産は同市全体で250トンの出荷が見込まれています。