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シーズンを通して品質維持を徹底 多くに人にユリの魅力を伝えたい

2021.08.20JAいび川

シーズンを通して品質維持を徹底 多くに人にユリの魅力を伝えたい

揖斐川町坂内でユリを栽培している朝倉聡さん。2017年から2020年にかけて全国的なユリのPR大使であるリリーアンバサダーとしても活動し、高品質なユリの安定した出荷を目指しています。

大阪で生まれ育った朝倉さんは、父親の知人のつながりで2001年に揖斐川町へ移住し、2004年からユリの栽培を始めました。現在は、55アールのほ場で「シベリア」という品種を中心に18種類、約7万5千本を育てており、出荷時期を調整しながら6月から11月にかけて中部や関西の市場に出荷しています。
現在、ユリを出荷している朝倉さんですが、就農当時は農業の経験がなく苦労も多かったといいます。「初めは見よう見まねでした。周りの方の支えも得ながら、試行錯誤を繰り返して、坂内という土地に適した栽培方法を模索してきました。湿気や風、獣害など、花にとっての天敵は多いですが、そんな厳しい環境の中でも美しく、たくましいユリを育てたいと日々、情熱を注いでいます」と思いを語ります。



ユリの栽培については、「根をしっかり張らすため、土と水の管理は大切です。基本の土づくりでは牛フンともみ殻を混ぜて作った堆肥を入れ、適期の追肥と水管理を徹底しています。シーズンが終わると、ほ場の残肥を緑肥に吸わせて、来シーズンに向けてもう一度土づくりを行います。また、輸入球根だけでなく、この土地に適応した自家養成球根の栽培にも取り組んでいます。とにかく花は見た目が命なので、少しでも市場や消費者の方に満足してもらえるよう、常に生育状態を把握しながら作業しています」と話します。
最後に、「ボリューム感があり、長く楽しむことのできる、そんなユリを皆さんにお届けできるよう丹精込めて栽培しています。夏の華やかなユリをぜひ手に取っていただき楽しんでください」とメッセージをいただきました。

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