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この土地にあったやり方を探求していきたい

2021.08.17JAひがしみの

この土地にあったやり方を探求していきたい

「僕を含め4人の同級生が市内で就農しています。それに加え、夏秋トマト研修制度の研修生との関わりも強くて、とても励みになります」と話すのは、中津川市阿木でトマトを栽培する西尾祐哉さん。
大学卒業後、造園などについて学び、建設関係の会社で働いた後、実家にUターン。米作りなどを手伝ううち、仕事としての農業に興味を持ち、東美濃夏秋トマト生産協議会とJAひがしみのが運営する夏秋トマト研修制度に参加しました。

「研修制度では、栽培技術など論理的で丁重な指導を受けることができた」と西尾さんは話します。恵那市上矢作町の研修農場に通い、2年間、トマト栽培について実践的に学んだあと就農し、2年目です。
西尾さんが栽培に励むのは、3,100本のトマト。2020年は長雨が続いたため、昨年は「地下水位が部分的に高いことや、土目の違いなど、セオリー通りには行かない多くの課題も浮かび上がってきた」と分析し、その反省を踏まえて、冬の間に水はけ改善のための改良工事や、栽培方法を試験的に変えるなど取り組んでいます。

「まずは、土地の癖をつかむことが目標で、この土地にあったやり方を探求していきたい」と、トマトの樹勢を見ながら丁寧に作業を進める西尾さん。「広い視野を持ち、かつ、いろんな技術がある中で、取捨選択し様々な課題に取り組んでいきたい。そして将来的には、農福連携にも何らかの形で取り組めたら」と話し、一歩ずつ歩みを進めています。

\トマト研修生募集中!/
東美濃夏秋トマト生産協議会がJAひがしみのや関係機関の協力で運営する夏秋トマト研修制度は、2017年から始まり、今年で5年目。地元出身者の他、Iターンなども含め11組13名の就農に結び付いており、今年も3組4名が研修中です。修了生からは「熱心で丁寧な指導のもと農家として自立する知識・技術を実践的に学べた」「若手農家が増えており新規就農しやすい地域。地元の人も親切」「水がきれいで自然環境が良い」などの声が聞こえます。2022年度の研修生はJAひがしみのホームページで募集しています。詳しくはこちらから

 

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