飛騨メロン研究会は飛騨メロンの本格的な出荷を前にした7月中旬に、高山市の飛騨地域農業管理センターで2021年度統一目揃え会を開き、規格の基準を確認しました。メロン研究会員、市場関係者、JAひだ職員など20名が参加しました。

目揃え会では、市場関係者が販売情勢を報告。JAひだの担当者がお盆に向けた出荷の強化や正確な出荷予想を市場へ繋ぐための連絡体制、厳格な出荷基準を確認し、同会員がメロンを比較しながら出荷基準に合わせて等級の確認を行いました。

同研究会の塚腰雄一郎会長は「今年度の飛騨メロンの生育は順調。飛騨高山の気候を生かした飛騨メロンは、昼夜の寒暖差でこの時期特に美味しいため、たくさんの方に味わっていただきたい」と話しました。

飛騨メロンは朝に収穫した糖度14度以上のメロンが出荷され、ネットや果形、アンテナに出荷基準があり、「飛騨」「穂高」「乗鞍」の3つの等級に分けられています。収穫は、8月上旬から中旬にピークを迎え、岐阜県内に出荷されます。また、JAひだ特産加工センターでは宅配で全国発送も行っています。