お知らせ

栽培は手探りで大変だけど、出荷が楽しみ

2021.07.21JAひがしみの

栽培は手探りで大変だけど、出荷が楽しみ

「農業は全般的に好きだね」と話す恵那市武並町の島袋弘次さん。沖縄県出身で、若い頃は音響エンジニアとしてコンサートホールのセッティングなどをしていた時期もありますが、奥さんの実家である恵那市に住むようになってはや46年。畑で野菜を作る面白さを感じ、以前はJAにちぢみほうれん草を出荷するなど、家庭菜園にとどまらず農業に取り組んでいます。

2016年度には当時のJAひがしみの夏秋なすチャレンジ塾に参加し、本格的ななすの栽培も考えるように。今回、近所のなす出荷農家が「栽培をやめるから」と資材を譲ってくれたことをきっかけに、5アールで360本を3S(スリーエス)栽培で始めることにしました。

3S(ナス科果菜類隔離型少量培地耕)システムによる栽培は、専用のポットに入れた培土に苗を植え付けて畑とは隔離して栽培することから、土壌病害の影響を受けづらく、土耕栽培の畝立てなどに比べると省力化もできるなどメリットがあります。島袋さんも「3S栽培だからこそ、やってみようと思った」と話します。



「なすは生育が早くて目が離せない。1年目で栽培は手探りで大変だけど、出荷が楽しみ。JAからもたくさんアドバイスがほしい」と期待します。「今が人生の最終コーナーだと思っているよ(笑)。だから今あるものをできるだけ念を入れて大切にしていきたい」となす栽培を軸にして毎日を送っています。


\なす生産拡大大作戦/
JAひがしみの管内は美味しくて品質の高いなす産地として市場などで高い評価を得ていますが、高齢化などで栽培面積・出荷量は減ってきています。生産者の確保と、年金+αの収入につながるように、JAひがしみのでは「なす生産拡大大作戦」の参加者を募集しています。

参加者は条件を満たせばシーズンの途中からでも、また、1日1袋からでも出荷ができます。2020年度はたくさんの方に参加をいただき、22人の方が出荷を実現しました。興味のある方はぜひお問い合わせください。

【お問合せ先】JAひがしみの 営農企画指導課(TEL:0573-78-0137)

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、この記事をシェアしてください。

お知らせ一覧へ