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高品質なものを安定して出荷 たくさんの人においしく食べてほしい

2021.07.16JAいび川

高品質なものを安定して出荷 たくさんの人においしく食べてほしい

大野町でオクラやキャベツ、モロッコインゲンを始め、様々な農産物を栽培している野村俊弘さん。16年前から本格的に農業に関わり、現在は約38㌃のほ場を管理しながら季節の野菜を直売所へ出荷しています。

 年間を通してたくさんの野菜を生産する野村さんが力を入れているのが、今が旬のトウモロコシです。20㌃の畑に約7千株のトウモロコシが植えられており、遠目からでも存在感があります。品種は「ゴールドラッシュ」を作付けしており、植える時期をずらしながら6月から10月まで出荷する予定です。「最初は失敗ばかりでしたが、先輩である母や直売所の他の出荷者の皆さんから勉強させてもらいながら、少しずつ食べていただけるものをつくれるようになりました」と栽培の難しさを話す野村さん。

 トウモロコシ栽培では受粉をうまくできるかどうかがとても大切です。「畝の間隔や株同士の距離が遠いと受粉しづらく、うまく実が育ちません。私の場合は株同士を26㌢ずつ空けて植え付けています」と野村さん。おいしいトウモロコシを作るための工夫については「強風で株が倒れてしまうと収量が減ってしまうので、鳥獣被害対策も兼ねて防風ネットを張っています。手間が掛かりますが株の根元から10㌢ほど上の部分を一本ずつひもで縛って倒れづらいように固定しています。また、昔は脇から出た茎を摘んでいましたが、残した方が葉も多くなり光合成が促進されて養分がたくさんつくられるので現在は残しています」と話します。


 農業の魅力について「手間暇かけて、自分の思った通りにできたときの達成感は格別です。そして、直売所に出荷した私の農産物を皆さんに買っていただいて完売した売場を見ると、もっとおいしいものを作れるよう頑張ろうという気持ちになります」と笑顔を見せる野村さん。

 今後については「私の野菜を買っていいただいている方々の信頼に応えられるよう、もっと高品質なものがつくれるよう努力していきたいです」と目標を話していただきました。

 野村さんが栽培するトウモロコシはJAいび川直売所「よってみーな大野」などで販売しています。

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