中津川市苗木のドライブイン「ひだ路元起」のエントランスで4月18日、野菜直売所「なえちゃん」がオープンしました。最初は月1回から、夏野菜シーズンには毎週の開催を目指し、12月まで開く予定です。
コロナ禍の影響を受けてスタートを1年延ばしましたが、「身近に地産地消ができる場所が欲しい」という地元の人たちの願いがようやくひとつの形になりました。出荷者は現在23人で、募集中です。

出荷会員の代表を務める吉村吉雄さんは、「厳しいコロナ禍の状況下でこうした産直活動がスタートできる。関係者の皆さんに感謝したい。地元のものを気軽に売り買いできる場所になれば」と笑顔で話します。吉村さん自身も今月に入って、男爵やメークイン、キタアカリなど人気のジャガイモ品種を植え付け、長年やってきた家庭菜園の野菜のなかから出荷するのを楽しみにしています。

立ち上げに関わってきたJAひがしみのの支店運営委員と苗木地区の農事改良組合メンバーは「近くで販売できる気軽さ、メリットをぜひたくさんの人に活かしてほしい」と呼びかけています。「瀬戸の筍」の出荷者もメンバーとなっており、旬を迎えた掘りたての筍と、地元生産者によるジューシーなイチゴも店に並ぶ予定です。

春と秋には、スーパーで手に入りにくい原木シイタケ、秋は瀬戸地区や津戸地区の栗も出てくる予定です。地域の魅力ある特産品がいっぱいの店「なえちゃん」になっていけるよう、応援よろしくお願いします！