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飛騨こしひかりのパックご飯販売スタート

2021.03.26JAひだ

飛騨こしひかりのパックご飯販売スタート

JAひだと高山市、アイリスフーズ株式会社(仙台市)は、飛騨こしひかりを原料としたパックご飯の販売を3月26日から始めました。「飛騨こしひかり」の消費拡大を目指し、全国的に余剰米が増加する中、消費が伸びているパックご飯に進出することで、新たな販売チャネル創出を目指します。

商品名は「低温製法米のおいしいごはん®飛騨こしひかり」。アイリスフーズが製造します。原料には、飛騨地域で生産された「飛騨こしひかり」の一等米だけを使用。同社独自技術で玄米を15度以下で保管・精米する製法を用い、米本来の味と香りを生かしています。

コロナ禍で観光客が減少し消費が落ち込んだ飛騨のお米の状況を打破するために、2020年10月にJAひだが高山市に相談したことがきっかけ。巣ごもり需要が増加していることから、手軽に食べることができ、非常時の貯蔵食にも活用できるパックごはんの商品化を目指しました。

同年11月にJAひだと高山市が同社と協議。生産者の熱い思いや「飛騨こしひかり」の良さなどをアピールし、商品化することになりました。

高山市で25日に開いた発売発表会では、アイリスフーズの山田次郎社長は「この商品を販売することで飛騨こしひかりを全国へ広めたいと思う」と話しました。JAひだの谷口壽夫組合長は「JAの使命は農業者の所得確保。飛騨のお米を全国各地に広め、美味しさを伝えていきたい」と意気込みを語りました。

同商品は中部圏・関東圏や地元のスーパーで販売され、JAタウンなどのネットでも販売される。

また、同商品はコーシャの認証を取得。ユダヤ教の戒律で定められた食物規定に見合った食品と認められ、今後飛騨地域へのユダヤ人旅行者などに提供が可能となりました。海外では、コーシャ認証商品の人気が高いことから、今後同商品は海外への進出も視野に入れています。



 

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