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山之村でしかできない寒干し大根を作りたい

2021.03.25JAひだ

山之村でしかできない寒干し大根を作りたい

飛騨市神岡町の山之村で寒干し大根を作っている小萱眞里子(こかや まりこ)さん。約40年前に旦那さんの実家がある山之村に移住し、寒干し大根と出会いました。「寒干し大根は、この地域の寒さを利用した天然のフリーズドライ食品。冬場に保存食として、この方法を開発した先人たちの知恵に驚いた」と当時を振り返ります。

冬場の気温が氷点下20℃を下回ることもある山之村。この厳しい寒さと風や日光によって、この地域だけの寒干し大根を作ることができます。「寒干し大根の特長は甘みと食感。その特長が失われないように、特に厚みを一定に切ることと均一に煮ることに気を遣っている」と話します。



寒干し大根の生産者で組織する「すずしろグループ」の会員として、PR活動にも力を入れている小萱さん。「寒干し大根を知っていても食べたことがない人が多くいると思う。この美味しさを知ってもらうために、消費者のニーズに合わせた商品開発と、付加価値を付けたものを作っていきたい」とこれからの活動に意欲を見せます。
「腰を悪くして、以前のような動きができなくなったが、娘家族のカバーもあり、今年も出荷することができた。この地域で寒干し大根と関われることに誇りを持って、次世代へこの伝統をしっかりとつないでいきたい」と意気込みます。



山之村の寒干し大根は、JAひだ高原事業所で購入できます。
電話:0578-82-1216

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