90歳で現役!理想のシイタケを求めて
2021.03.23JAめぐみの
郡上市白鳥町で菌床シイタケを栽培する三輪貞三さんと娘の畑中竜子さんです。
~三輪さんからメッセージ~
お米と菌床シイタケを、90歳になった現在でも栽培しています。もともと米農家でしたが、冬でも栽培できるものをと考え、2003年に菌床シイタケを作り始めました。2016年からは娘も加わって、菌床の培養から栽培まで行い、例年9月下旬から翌年6月上旬まで、約2~3トンの生シイタケを出荷しています。
作りたい理想のシイタケは、傘の裏側の膜が開けすぎず肉厚のもの。水と温度と空気をいかに調節するかが大事だと思っているので、お湯を施設内のパイプに通したり、菌床ブロックの置き方を変えるなど、温度管理をして、シイタケの発生の仕方を工夫しながら栽培しています。
私が加入しているおくみの菌床椎茸生産組合が生産したものは、身が締まってうま味が凝縮され、肉厚でボリュームのある形が特長の「美濃やまっこ」として市場へ出荷しています。また、JAめぐみの直売所「とれったひろば」やAコープおくみの店で販売しています。こだわって栽培したシイタケを、ぜひ食べてみてください。