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和牛の新しい発見を積み重ねていけるのが楽しみ

2021.02.26JAひがしみの

和牛の新しい発見を積み重ねていけるのが楽しみ

中津川市加子母で青木大樹(あおき・だいじゅ)さんは、和牛肥育農家である父・新一さんの力添えを得つつ、経営は別で、和牛繁殖経営に取り組み16年目になります。岐阜県農業大学校で畜産を広く学んだ後、21歳で就農し、就農3年目には人工授精士の資格を取得。現在は、21頭の母牛を飼い、年間20頭の子牛の出荷を目指しています。
また、JAひがしみの管内の59戸の農家が加入する東美濃和牛改良組合の組合長を務め、飛騨牛の優れた肉質やそれを生み出す血統の改良に力を入れています。



■飛騨牛の繁殖から出荷まで
和牛繁殖農家が血統を考えて種付けし、生後8~9か月まで大切に育てた子牛を、子牛市場に出荷します。その子牛が肥育農家にわたり、14か月以上の肥育期間を経て出荷され、肉質等級基準を満たしてはじめて『飛騨牛』と認められます。

■和牛繁殖の魅力について
自分で血統を考え、つけたい種雄牛を選んで一から育てる“繁殖”がおもしろくて、やってみたいと思いました。これまで毎年、牛の生態や飼養管理方法について新しい発見がありました。これからもそんな経験を積んでいき、いつか息子の壯樹(そうじゅ)とも一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
飛騨牛が日本を代表するブランド牛の一つになるなか、和牛繁殖はその一番もととなる仕事なので、将来性と魅力があります。肥育農家や肉屋さん、消費者の皆さんに喜ばれる飛騨牛生産に貢献したいと考えています。

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