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家族みんなで愛情を込め、皆さまの食卓においしい豚肉を届けます

2021.02.25JAぎふ

家族みんなで愛情を込め、皆さまの食卓においしい豚肉を届けます

各務原市で(有)アベピッグファームを経営する阿部浩明さんと妻の百代さん、長男の裕大さんは、市内で唯一の養豚農家です。35アールの豚舎で、2021年は「美濃ヘルシーポーク」を年間3,000頭出荷する予定です。浩明さんは現在、岐阜県養豚協会副会長・岐阜地域畜産振興会養豚部会の会長を務めています。



■アベピッグファームについて
私(浩明さん)は、養豚農家に生まれ、幼少期から両親の手伝いをしながら過ごしてきました。学校を卒業してからはサラリーマンとして働きながら、休日に農業を手伝う日々。いつも「いつか家業を継がなければならない」という思いがありました。そんな中で、豚への愛情が次第に大きくなったことがきっかけとなり「父の代から始まった養豚業を守り、いつか父を超えられる生産者になりたい」と、30代で会社を退職し、家業の養豚業を継ぐことを決意しました。経営規模拡大と品質向上のため、2004年に有限会社アベピッグファームを設立。2004年後半から2006年にかけて、豚舎を新築し、省力化と排せつ物の浄化槽やたい肥処理設備などを整備。また、「美濃ヘルシーポーク銘柄推進協議会」の一員でもあり、岐阜県養豚協会の役員として、豚肉のさらなるブランド化や養豚農家の生産技術向上に力を注いできました。
こうした努力が実を結び、2017年に独自系統の人工授精による繁殖などに取り組んだ「第69回岐阜県畜産共進会(肉豚の部)」で最優秀賞を受賞することができました。

■豚熱発生について
豚熱は2018年9月、国内では26年ぶりに発生しました。豚熱は人への影響はありませんが、豚への感染力と死亡率は高いため、出荷停止や全頭殺処分など、多くの養豚農家に大打撃を与えました。養豚農家にとっては脅威のウイルスです。私たちも大きな影響を受け、明るい未来が考えることができない時期もありました。
待ちに待ったワクチン接種が始まり、出荷も再開できるまでになりました。岐阜県をはじめとする各行政やJAなどの支援や協力があったことに感謝しています。本格的に始動する2021年は、明るい年になればと考えています。

■今後の展望を教えてください
北海道の農業大学と農場で畜産関係を学んだ息子(裕大さん)が、2018年に就農しました。若い発想力と労働力が加わったことで、さらなる経営基盤の拡充につながることを期待しています。
また、新たに農場を作ることも検討しています。私たちが育てた「美濃ヘルシーポーク」のさらなるブランド化と安定経営の実現に向け、家族一丸となり、頑張っていきたいです。

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