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岐阜市で「岐阜えだまめ」の播種が始まりました

2021.01.29JAぎふ

岐阜市で「岐阜えだまめ」の播種が始まりました

岐阜市特産「岐阜えだまめ」のハウスものの播種(はしゅ)作業が25日からスタートしました。4月中旬の出荷に向け、2月から本格化していきます。この日は、ハウス栽培を手がけるJAぎふえだまめ部会の西中島ハウス組合のメンバー3人が、同市菅生のハウスで、均一に砂が入った21枚の育苗箱を並べ殺菌処理を施して青色に染まった種(品種「福だるま」)約19,000粒を播種しました。

「岐阜えだまめ」は、4月中旬から11月中旬までと長期にわたり出荷が続き、大粒で豊富な甘みと濃厚なコクが特徴。化学肥料・化学合成農薬の使用を極力減らした「ぎふクリーン農業」栽培基準と防虫ネット栽培で安全・安心面にこだわり、その品質の良さからブランド品として高値で取引されます。

エダマメの収穫適期は3日間と非常に短いことから、収穫時期をずらすため播種作業は1週間おきに8月まで続きます。気温の低い時期はハウス・トンネル栽培を取り入れることで、長期出荷が可能となります。

ハウス内には寒い時期でも生育が順調に進むよう、マットの上に電熱線を引き、その上からビニールを敷くことで土の温度を28度前後に保ち、かん水した水が土から抜けるのを防ぐ効果があるといいます。同組合の近藤勝貞さんは「今年は寒いので温度管理を徹底し、高品質なエダマメを消費者に届けたい」と話しました。

2021年産は177戸の農家が約110haで栽培します。関西方面、県内、名古屋、北陸へ出荷し、900トンの出荷を目指します。

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