お知らせ

兄弟4人で協力し、持続できる農業経営を!!

2021.01.28JAぎふ

兄弟4人で協力し、持続できる農業経営を!!

各務原市でサトイモを栽培する奥村家は、高品質にこだわった栽培をめざし、食べた人が「おいしい」と喜んでもらえる、そんな栽培方法を常に追求しています。
写真は左から、奥村弘一さん(長男)、弘仁さん(次男)、弘満さん(三男)、弘俊さん(四男)です。

■奥村家の農業
父が平成16年から旧JAかかみがはらの出資農業生産法人である「グリーンサポートかかみの」の役員となり、各務原地域の水田を集約しながら農地を守ってきました。平成23年に父が認定農業者として独立し、水田とサトイモなどの栽培を通じて、各務原地域の農業を盛り上げてきました。

そんな中、規模拡大を考えていた父から「一緒に農業をやらないか」と誘われ、弘満さんが就農しました。その後、弘俊さん、弘一さん、弘仁さんが就農しました。兄弟4人が就農したことで、労働力強化と作業効率が良くなり、面積拡大につながりました。

現在は、両親を含めた6人ですべての作業を行っています。家族全員で農業をすることで、役割分担が決まり、休みが取りやすくなりました。今後さらに家族間のルールをつくることで、農業を続けやすい環境づくりをめざしています。



■兄弟で農業を行う良さについて
サトイモ生産の収穫作業は、重労働でとても大変です。機械化が進んでいますが、手作業の部分も多く、二人一組のペアを作り協力して乗り切っています。

また、兄弟4人が経営者としての自覚を持っているため、農業へのこだわりや意識が高いことで、それぞれの思いがぶつかり喧嘩になることもあります。しかし、喧嘩をしても翌日まで引きずることがないのが兄弟の良いところ。意見を言い合うことで良い案が出ることもあります。

現在も第一線で活躍する父から、栽培技術と知識などのノウハウを学びながら、そこに若手ならではのアイデアを取り入れ、さらなるステップアップを目指していきます。

■今後の抱負について
農業をとりまく状況は、人口減少とともに農業の後継者不足が問題視されるなか、農業経営は今以上に深刻になると考えています。生産者・JA・関係機関がより連携を強化し、情報を共有することが必要です。さまざまな情報を取り入れながら、将来は法人化も視野に入れています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、この記事をシェアしてください。

お知らせ一覧へ