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地元産の餌と徹底したデータ管理で飛騨牛ブランドを守る

2021.01.18JAにしみの

地元産の餌と徹底したデータ管理で飛騨牛ブランドを守る

2021年は丑年。干支にちなんで岐阜県の肉用牛・酪農経営の生産者を7回に分けてご紹介します。第6回は、JAにしみの管内から海津市で肉用牛の繁殖・肥育の一貫経営を行う㈱安立ファームです。

1970年に現代表の安立信之さんが30頭の肥育から始めました。86年には、長男で現専務の安立哲也さんが就農。現在、肥育頭数は1,006頭と県内最大級を誇ります。2019年には、岐阜県内2例目となる肉用牛の日本版農業生産工程管理(JGAP)を取得し、20年度は、JA全中とNHKが主催する第50回日本農業賞の県代表に選ばれました。地元産の稲わらを使った飼料管理と徹底したデータ管理で、肥育成績は4等級以上が98%と全国平均(75%)を上回ります。現在も新たな牛舎の建設を進めています。

同社では、餌の稲わらは地元産100%。敷料にはおがくずに変えてもみ殻を活用します。1日6回牛の健康状態をチェックし、1頭ごとに記録に残します。蓄積したデータをもとに飼料の量を調節して無駄を省きつつも高品質な肥育ができていると自信を見せます。哲也さんは「作業効率や労務管理を徹底し、飛騨牛ブランドを守っていきたい」と話します。

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