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ロボットによる省力化で150頭を目指す

2021.01.08JAとうと

ロボットによる省力化で150頭を目指す

2021年は丑年。干支にちなんで岐阜県の肉用牛・酪農経営の生産者を7回に分けてご紹介します。第3回は、JAとうと管内から瑞浪市で乳用牛111頭を飼養する㈱エムズ代表取締役の武藤康司さんです。

武藤さんは、岐阜県内で唯一、ロボット導入による省力化した酪農経営に取り組んでいます。県内の平均飼養頭数の倍以上の頭数を自身を含め3人で管理しています。

武藤さんは大学卒業後、家畜獣医として瑞浪市役所などに勤務したのち、自身も牛を育ててみたいと34歳で就農しました。高山市内で一からスタートし、57頭まで増頭したところでさらなる規模拡大に向け、50歳の節目となる2019年に法人化しました。20年に現在の地に拠点を移して搾乳や餌寄せなどのロボットを導入し、規模拡大の土台を固めました。

飼養頭数を増やすにつれ、獣医師として牛の診察、治療を自身で行うことができるため、経費が抑えられているといいます。

武藤さんは「これまで産子はホルスタイン100%だったが、和牛の受精卵導入で産子に和牛を加え、収益性を高めるとともに、150頭まで増頭していきたい」と意欲を見せます。

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