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健康な牛を育てる

2021.01.04JAひだ

健康な牛を育てる

2021年は丑年。干支にちなんで岐阜県の肉用牛・酪農経営の生産者を7回に分けてご紹介します。第1回は、JAひだ管内から飛騨市宮川町で両親と繁殖・肥育の一貫経営を行う㈱山口牧場の山口大作さんです。

山口さんは大学卒業後、23歳で就農しました。「小さいときから牛の世話をする祖父母と過ごす時間が多かったため、自然と将来は牛飼いになるものだと思っていた」と話します。

就農当初は、管理する牛を病気等で死なせてしまうことが多く、自分が牛の命を奪ってしまっていると悩みました。それ以降「健康な牛を育てる」をモットーに、今まで以上に飼料にこだわり、牛の体調に気を遣った飼育をしています。

「何か一つ手を抜く、変化を見落とすことが牛の命に直結してしまうことを実感した。牛の鳴き声やしぐさに注意を払い、栄養面から飼料を選ぶようになった」と話し、「同時に、自分の意識の変化に牛が応えてくれることに、この仕事の魅力を感じた」と振り返ります。

「夢や目標はたくさんあるが、今年は節目となる就農10年目。今までの経験を結集した牛も育ってきた。共進会でトップを取ることを意識して、この一年間情熱を注いでいきたい」と抱負を語ります。

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