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父から息子へ農業継承~美味しいタマネギを残したい~

2019.05.21JAいび川

父から息子へ農業継承~美味しいタマネギを残したい~

大野町でタマネギを栽培する児島さん一家。父の一正さんは、甘みが強く、北海道から取り寄せの注文が届くほど美味しいタマネギを40年以上栽培しています。そんな父の姿を見て育った息子の一正さんは、タマネギを今後も残したいという思いを抱き、これまで手伝いとして関わってきましたが、正式な後継者として、2018年に就農。妻の真里さんも加わり、家族一丸となって栽培に励んでいます。
「どれだけ効率化よく作業を行えるか」と、専業農家として生きていく上での課題を挙げる正人さん。少人数で生産効率を上げるため、一正さんと相談を重ね、タマネギの播種機の導入を決意。それに合わせ、水田の一部をタマネギほ場に切り替え、ほ場面積を広げました。
また、早生と晩生と呼ばれる品種の中でも、さらに生育が早い種と遅い種を栽培し、収穫時期をずらすことで出荷期間や機械の稼働率などの向上を図っています。「機械に合わせた育苗やほ場の整備などに苦労しました。インターネットを使い、優良事例などの情報を参考に、試行錯誤の毎日です」と話す正人さん。真里さんも育児を行いながら機械の操作を覚え、正人さんのサポートをしています。
今後は、「新たな試みで結果がどうなるか分かりませんが、今年は色々な事を試して、翌年以降の栽培に活かしていきたいです」と意気込む正人さん。「後継者として頼もしい。協力は惜しみません」と一正さんは嬉しそうに話します。
「味には自信があります。JAいび川直売所や市場に出荷しているので、甘くて瑞々しいタマネギを皆さんに味わっていただきたいです」と児島さん一家は笑顔で話します。

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