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羽島ぎんなん出荷

2020.10.19JAぎふ

羽島ぎんなん出荷

飛騨・美濃伝統野菜に認定されたギンナン「藤九郎(とうくろう)」と「久治(きゅうじ)」の2品種を生産・出荷する羽島市銀杏出荷組合の特産「羽島ぎんなん」の出荷が始まりました。10月上旬には、羽島市下中町のJAぎふ下中カントリーエレベーターに隣接する集荷場で、初出荷にあわせて目揃え会を行い、出荷基準の確認を行いました。

この日は20人の会員と、岐阜農林事務所、JA全農岐阜、JAぎふが参加し、サンプルを使い選別方法などを確認しました。ブランド力を上げ、喜ばれるギンナンの出荷を目指します。

品種「久治」の出荷は10月下旬まで、「藤九郎」は翌年1月初旬まで続く予定。出荷ピークは10月下旬から11月中旬を見込んでいます。

同組合では、23名の会員が個々に塩水選別を行った後、外観・重量・サイズ・乾燥状態などを厳しく選別し、検査を通過したものだけを「羽島ぎんなん」として出荷しています。特に「藤九郎」は粒が大きく美味で市場からの人気も高く、同組合が生産するギンナンの9割以上を占めています。東京、大阪、岐阜市場に向けて出荷され、進物として遠方からの問い合わせも多いです。

今年は、夏の長雨で例年より少ない出荷が予想されていますが、味・品質は、良好に仕上がっています。

同組合の江崎正之組合長は、「例年『羽島ぎんなん』のブランド力を落とさないように厳しい選別を行っている。羽島のギンナンを多くの人に味わってもらいたい」と意気込んでいます。

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