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発祥の地である山県市の利平栗

2020.10.08JAぎふ

発祥の地である山県市の利平栗

山県市の栗選果施設では利平栗の出荷が行われています。「利平栗」発祥の地である同市では、早生品種「丹沢」や「ぽろたん」の出荷から始まり、メインの「利平」と「筑波」の出荷が10月中旬まで続きます。

山県市の栗栽培は大正時代に接木技術が普及、大桑地区を中心に本格的に栽培が広がりました。特に全国で栽培され、甘みが強く大粒で「栗の王様」と言われる「利平栗」は、旧山県郡大桑村(現山県市)で作りだされた品種です。ブランド化を進める市やJAぎふでは、剪定(せんてい)講習会を毎年欠かさず開き、厳選な選別で高品質な栗の提供に努めています。

生産者が朝収穫・選別した栗は、同市大桑にあるJAぎふの栗選果施設に運び込まれ、選別作業が行われています。7月の長雨による日照不足等の影響により生育が心配されましたが品質は良好です。

今年も2Lサイズを中心にM~3Lのクリが選果場に持ち込まれ、昨年と同様の出荷が見込まれています。10月上旬まで、JAぎふを通じて産直施設「おんさい広場」や製菓会社などに出荷される予定です。

生産者は「今年は、天候不順のため生育状況に影響がでないか心配したが大きさや実のつまりも良く、高品質なものに仕上がっている。」と話しました。

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