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地域の伝統も大切にしながら、柔軟な発想で取り組みたい

2020.09.28JAひだ

地域の伝統も大切にしながら、柔軟な発想で取り組みたい

高山市丹生川町の夏秋トマト農家の岩下剛史さんは、地域で古くから生産されている、あきしまささげも栽培しています。丹生川蔬菜出荷組合野菜部会豆班の班長を務めており、同班では毎年秋口に品評会を行い、品質向上と生産者の拡大に努めています。



■あきしまささげについて
紫の縞模様が特徴で、昼夜の気温差が大きくなるほど濃い模様が現れ、茹でると緑に変わります。地域の野菜としてなじみがあり、秋の祭りや食卓に季節の野菜として親しまれています。近年は、夏場の高温で花がつきにくくなるなど課題もあるが、比較的栽培はしやすいです。収穫最盛期になれば、採り切れないくらいの勢いで実をつけます。『湯上がり美人』といわれるあきしまささげの魅力を多くの人に知って欲しいです。



■今後の抱負
野菜を手に取る方を想像しながら育てています。昔からの栽培方法も、常に正しいとは限りません。先入観にとらわれず、柔らかい考え方を大切に、物事を考えていきたいです。これからもあきしまささげの普及に尽力していき、伝統野菜の栽培に誇りをもって農業に取り組んでいきたいです。

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