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消費者に喜ばれる飛騨牛を安定的に生産していきたい

2019.04.25JAひだ

消費者に喜ばれる飛騨牛を安定的に生産していきたい

下呂市金山町で繁殖牛と肥育牛を飼育する佐古健さんは、「一貫経営の強みを活かし、金山産まれ、金山育ちの牛を安定的に出荷していきたい」と話します。
大学卒業後、実業団で野球をしていた佐古さんは、28歳のときに家業である畜産業を継ぐために就農しました。「小さい頃から畜産の仕事をする両親を見てきたので、仕事内容については理解していた」と話します。
佐古さんが代表を務める(株)佐古牧場は、肉用牛の繁殖から肥育までを行う一貫経営をしており、近隣の耕作放棄地を利用した粗飼料生産にも取り組んでいます。「繁殖牛の餌となる飼料は、自分の畑で採れた安全・安心なものを使っている。ここで産まれ、ここで採れた飼料で育った牛を出荷することができる」と教えてくれました。
そんな佐古さんが心掛けていることは牛の健康管理。「常に目配り、気配りし、従業員と情報共有することで、牛の異常を早期発見ができ、素早い対策を練ることができる」と語ります。
担い手育成にも力を入れている佐古さん。「畜産業を志す農業大学校の生徒を研修生として受け入れている。現場での経験を将来の仕事に活かしてほしい」と話し、「これからも地域に協力、理解していただき、消費者に喜ばれる飛騨牛を安定的に生産する畜産農家を目指していきたい」と意気込みます。

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