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岐阜県で最も早く、柿「西村早生」大野町で出荷開始

2020.09.08JAいび川

岐阜県で最も早く、柿「西村早生」大野町で出荷開始

岐阜県有数の柿産地である大野町で9月7日、県内トップを切って柿「西村早生」の初共選がJAいび川大野町果実共選場で始まりました。集荷した約1トンの柿を、大野町かき振興会員やパート従業員ら約80人が、色の付き具合や形、傷など14項目に沿って選別。目に見えない細かい傷の有無を検査用カメラで識別した後、等級ごとに箱詰めして関東方面を中心に出荷しました。

「西村早生」は種が多いと甘く、少ないと渋みが残るという不完全甘柿。固めの果肉にゴマのような黒い斑点があり、さっぱりとした甘さが特徴です。甘柿としては最も早く収穫を迎えます。今年は開花から平年並みに推移し、生育は順調だといいます。着果量は昨年の130トンを越える約160トンを見込んでいます。

また、新型コロナウイルス感染症の対策として関係者らの検温や消毒、マスクの着用を徹底。さらに、向かい合って作業する選果員の間に飛沫(ひまつ)感染防止用のビニールシートを設置しました。同会の加納智会長は「感染対策を徹底し、会員、関係者が一丸となって出荷していく。多くの人に食べてもらい秋の到来を感じてほしい」と話しました。

同会では会員387人が約133ヘクタールで、「西村早生」「早秋」「太秋」「富有」を中心に栽培しています。「西村早生」「早秋」「太秋」「富有」の順で12月上旬まで出荷が続き、約1,800トンを見込んでいます。

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