郡上市高鷲町のひるがのフラワーサークルでは、6月下旬から出荷している「ユリ」に続き、8月上旬から「トルコギキョウ」の出荷が始まっています。日照不足などの影響で出荷が1週間ほど遅れましたが、ボリュームのある花が多くなっています。約15万本を目標に、10月下旬まで岐阜県内や愛知、関西方面へ出荷を予定しています。

同サークルの斉藤龍己さんは「お盆の出荷は終わったが、9月からお彼岸やブライダルシーズンに入るので、今後も圃場の管理を徹底し、良質な花を届けられるよう努めたい。また、トルコギキョウを見て外出自粛で落ち込んだ気持ちを晴らしてほしい」と話しました。

トルコギキョウはリンドウ科の花で、しなやかな花びらが重なり合い、華やかさと上品さが特徴です。冠婚葬祭などの業務用や、家庭用と幅広い用途で使われ人気があります。サークルでは、9戸が約2ヘクタールで栽培。需要に合わせて、今年は白やピンク、紫など約50品種を出荷しています。