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岐阜市で守口だいこんの「種たたき」作業が行われました

2020.08.13JAぎふ

岐阜市で守口だいこんの「種たたき」作業が行われました

JAぎふ大根部会守口生産組合が生産する飛騨・美濃伝統野菜「守口だいこん」の種子採取作業が8月6日、岐阜市のJAぎふ方県カントリーエレベーターで行われました。会員とJAぎふ、岐阜農林事務所、岐阜市ら約10人が参加し、伝統の「種たたき」作業が行われました。

「守口だいこん」は長さ約1~1.5メートル、太さ2~3センチの細長いダイコンで。漬物製造業者と契約し、岐阜市と各務原市、笠松町、愛知県扶桑町で栽培しています。

生産組合では5戸10人が、この希少なダイコンを自家採取した種子で生産します。

自家採取は、前年に収穫したものから長さ・太さが揃ったものを選んで植えなおし、花を咲かせて生った実から種子を採取します。5月下旬に株ごと切り取ったものを、風通しの良い軒下に吊るして乾燥。その後、株から手作業でさやをもぎ取り、網袋に入れて木づちや木の棒で叩いて種を取り出します。

生産組合の山田智明委員長は、「会員数が減り、全国的に伝統野菜も絶えてきている。「守口だいこん」を後世に残すため、会員が一丸とならなければ」と熱い思いを話しました。

 

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