~ほ場から市場へ~オンラインで夏秋トマトの情報提供を行っています
2020.08.07JAひがしみの
JAひがしみのは、夏秋トマトの販売促進を目指して、ほ場からオンラインで市場担当者への情報提供に取り組んでいます。夏秋トマトは、毎年8月初旬に販売価格が低迷する傾向があることから、市場・仲卸関係者が産地を訪れ情報交換を行っていました。今年はコロナ禍の影響で実施できないことから、その対策として生産者のほ場から、オンラインソフトのスカイプを利用して産地情報を発信しています。
恵那市明智町と中津川市加子母の2戸のトマト農家からオンライン情報提供を行いました。恵那市明智町で20アールで3,500本を栽培している井口英博さんのハウスからは、名古屋市場のセントライ青果と仲卸業者の担当者に、トマトの生育状況を送信しました。
井口さんは「市場関係者に現在の生育状況や今後の出荷予測を伝えることができ、他産地の動向も知ることができ有意義だった。収穫期に市場へ出向く時間の節約も大きな魅力だ」と話しました。
JAひがしみのの伊藤淳介営農販売戦略課長は「新型コロナが拡大する状況で、リモートで情報を伝えることが有益であると意識が変わったことが重要だ。産地の情報を直接知ってもらうことで、販路の維持と価格の低迷を防ぐことができると思うので、活用を広げていきたい」と期待を込めています。