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毎年挑戦できるのがトマト栽培の魅力でもあり、難しいところ

2020.07.27JAひだ

毎年挑戦できるのがトマト栽培の魅力でもあり、難しいところ

信州大学農学部を卒業し、高山市で農業を継いだ兀下大輔さんは現在16年目、はげした農園の代表として、飛騨トマト92a(内3Sシステム12a)、水稲30aを栽培しています。



兀下さんは40aのハウスでトマト栽培をスタートしました。「1年目には30aのハウスが台風の被害にあった。地元の先輩農家に聞きながらトマト栽培を覚えていった」と振り返ります。

また、「土壌病害の対策に苦労し、収量を向上するうえで一番の課題だった」と話します。そんな中、高山トマト部会青年部で中山間農業研究所を訪れ、一株ずつ独立したポットで栽培する夏秋トマト隔離型培地耕システム(3Sシステム)を見学し、「これだ」と直感。導入に向け、研修会などに参加して情報を集めました。飛騨の気候に合わせ、雪や暖房の対策を施したハウスで、賛同したトマト部会員と共に同システムを導入。地域の農家への普及や飛騨高山高校の導入の取り組みに協力しました。その功績が認められ、第79回中日農業賞優秀賞や令和元年度JAひだ地域振興表彰で特別賞を受賞されました。
兀下さんは「飛騨トマトの生産者として品質の高いトマト栽培をすることはもちろん、出荷先にいるお客さんを意識して仕事したい」と意気込みます。

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