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飛騨・美濃伝統野菜の十六ささげを後世に。若手生産者4人が新たに挑戦‼

2020.07.16JAぎふ

飛騨・美濃伝統野菜の十六ささげを後世に。若手生産者4人が新たに挑戦‼

本巣市の「糸貫ささげ振興会」では飛騨・美濃伝統野菜の十六ささげを守るため、5戸の会員がハウスや露地栽培をしています。後継者不足の中で、JAぎふや振興会が生産者を募り新規作物の導入をサポートしてきました。2020年度から、新たに4人の若手生産者が栽培に挑戦しています。
糸貫ささげ振興会が栽培する十六ささげは、糸貫農産物販売所などで販売しています。



▽糸貫ささげ振興会の高木義雄会長
飛騨・美濃伝統野菜の十六ささげの生産者は、年々会員が減っています。そんな中、意欲ある若手生産者が一度に4人も生産してくれたことに感謝しています。今後はJAぎふと振興会が連携して、選別や栽培管理などサポートしていきます。



▽タマネギやブロッコリーなど栽培する高木一樹さん(写真左)
規模拡大を考えていたときに、需要があるにもかかわらず、生産者が少ないことで安定出荷ができる十六ささげをJAぎふから提案され、栽培することを決めました。ほかの作物も含めた作業計画や効率化を考え、皆さんに喜んでもらえる十六ささげの生産と所得向上を目指します。

▽トマトを栽培する大野裕さん(写真右)
十六ささげは昔から本巣地域で栽培されている飛騨・美濃伝統野菜です。会員が減ってきている中、この伝統野菜を絶やしたくないと思い、栽培を決意しました。作るからには安全・安心でおいしい十六ささげを皆さんに届けたいです。



▽アスパラガスを栽培する清水和也さん(写真左)
規模拡大に向け、どの野菜を作ろうか悩んでいた時、JAぎふから出荷先が安定している十六ささげを提案されたのが栽培のきっかけです。アスパラの収穫時期と重なるので、作業計画・作業効率を考えながら取り組んでいきます。

▽トマトを栽培する細川由仁さん(写真右)
わが子にも他の野菜を食べさせてあげたい。また、地元の伝統を守ることに貢献できればと、十六ささげの栽培を決意しました。初めての挑戦で手探りの部分はありますが、教えられたことを忠実に守り、高品質でおいしい十六ささげを作っていきます。

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