お知らせ

農業は私の生きる道~一番おいしいナスを作りたい~

2020.07.13JAいび川

農業は私の生きる道~一番おいしいナスを作りたい~

池田町で夏秋ナスを栽培している森俊治さん。約5㌃のほ場でおいしさにこだわって日々、栽培に励んでいます。夏秋ナスの栽培は今年で12年目を迎えます。現在、揖斐川夏秋ナス生産組合に所属し、道の駅池田温泉農産物直売所を中心にJAいび川の直売所や市場へ旬のナスを毎日出荷しています。

■ナス栽培のきっかけ
65歳まで大工と農家の2足のわらじを履き、忙しい毎日を送っていました。大工を退職後は、専業農家としてセカンドライフをスタートしました。小さかったほ場も地元の方から耕作放棄地などを借り受けていくうちに徐々に広くなり、何を作ろうか悩んでいた時にナスと出会いました。需要があり長期的に出荷できるので、市場にも並びやすく、売れる野菜の一つだと考え、本格的に栽培に挑戦しました。生産組合があり、帰農塾に参加してノウハウを学べたのも大きかったです。

■ナス栽培のこだわり
ほ場ではV字に支柱を立て、柱に沿うように誘引しています。密度を少なくすると擦れによる傷が減り、木が痛みにくくなります。風通しも良くなり病害虫の発生抑制にも繋がります。
また、土づくりでは、土を肥えさせるために牛ふんなどの堆肥を入れますが、追加で米ぬかを入れることで味が良くなります。

■農業の魅力
年齢のハンデはあるけど農業は私にとって生きがいであり、人生から切って離せないものです。だから体が動くうちは続けていきたいです。おいしい野菜を作るだけでなく、周りの人とは違う売り方を試してみるなど、地道な努力が実を結び、JAいび川の直売所に出荷したナスの完売という形で周囲の評価が目に見えるようになりました。

■メッセージ
食べてもらうからには良い物を提供したい、それだけです。皆さんにおいしいと言ってもらうことが自信につながるし、もっと頑張ろうと思います。一番おいしいナスを目指して一生懸命作っているので、ぜひ一度食べてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ぜひ、この記事をシェアしてください。

お知らせ一覧へ